2021年のM-1グランプリのファイナリストであるお笑い芸人のランジャタイ。コンビ名の「ランジャタイ」ってあまり聞き慣れない言葉ですがどういう意味なんでしょうか。また、誰が付けてどんな由来があるのでしょうか。調べてみました。
お笑い芸人ランジャタイ プロフィールと芸歴
ランジャタイは2007年結成のお笑いコンビです。
『カルチャーヒーロー』
今年のM-1グランプリ
決勝進出を果たした地下芸人
【ランジャタイ】#ss897 pic.twitter.com/CstRw40V4f
— 🐸ステンノー🐸 (@stennow_) December 8, 2021
鳥取県出身の伊藤幸司さん(向かって左)がツッコミを、富山県出身の国崎和也さん(右)がボケを担当しています。
二人は吉本興業の養成所でNSC12期生の同期で出会いコンビを結成しました。現在は吉本興業をやめてグレープカンパニーに所属しています。
2021年現在芸歴14年です。
ランジャタイとは?その意味は天下人の証!
ランジャタイってあまり聞き慣れない言葉ですね。ランジャタイとは本来は漢字「蘭奢待」と書きます。
蘭奢待とは東大寺正倉院にある香木のことです。
天下の名木でとても良い香りがすると言われています。木のダイヤモンドとも呼ばれ非常に高価なものだそうです。で大河ドラマ「麒麟がくる」でも出てきました。
#麒麟がくる
録り溜めしてた6話分を一気観。
第37回「信長公と蘭奢待(らんじゃたい)」圧巻の回でした。OPの撮影協力に“宮内庁正倉院事務所”の文字。蘭奢待がくる!
天下の名香「蘭奢待」は正倉院収蔵の香木。その名に東・大・寺の字が隠れています。
本気のレプリカはまるで尊い生物の化石のようでした pic.twitter.com/EULlJnJoUN— Octopus3 (@amrita_biblion) December 28, 2020
隠れ麒麟はどこ?確認して実際の画像と比較!(麒麟がくるOP)
この天下の名木を足利義満・義政や織田信長もちょっと切り取って分けてもらったのだそうです。
天下を取った人だけが切り取る事ができる香木、それが蘭奢待。成功者の木であり代々の権力者の証でもあります。
お笑いコンビランジャタイのコンビ名はこの蘭奢待から取ったそうです。
よく知ってましたよね。
コンビ名「ランジャタイ」の由来は?名付け親は?
ランジャタイというコンビ名の名付け親はツッコミの伊藤幸司さんです。
お笑いで天下を取るという願いを込めてコンビ名にしたといいます。
ガン太 この人は「天下獲りたい」ってずっと言ってるんですよ。「ランジャタイ(蘭奢待)」っていうのが成功者の木らしいです。
伊藤 そう。織田信長とかそういう人しか切り取れなかったっていう天下獲りの証の木なんです。それを名前にしちゃってますからね。
引用:https://natalie.mu/owarai/pp/ranja_mach/page/2
天下取りにしか香りを嗅ぐことができない香木「蘭奢待」の名前にあやかってコンビ名をつけたということですね。「成り上がってやるぜ!」って決意が伝わる感じでいいですね。
ただ相方の国崎さんにはその由来については知らされておらず、「響きだけでつけた」と説明しています。
国崎さんがその由来を知ったのはコンビ結成から4年後だったそうです。
びっくりだったでしょうね。
M-1ファイナリスト ランジャタイはネタが意味不明でわからない?
ランジャタイはネタが意味不明とも言われています。ネタを考えているのはボケの国崎和也さんです。
なかなかカオスな空間を作るネタは意味が分からないという人が多いようです。
しかし独特の世界観で中毒性があり、何回かみているとハマる人と面白くないという人と分かれるところですね。
2021年M-1グランプリ決勝に進出したランジャタイですがネタを見て審査員の上沼恵美子さんはどんな顔をするのかが楽しみです。
なんかめっちゃ怒られそうな気がします(笑)
ぜひ天下を取るところを見てみたいです。
上沼恵美子はM-1にいらない?批判や審査点数を検証(2020)
コメント