魅力的な被写体
カワセミは色鮮やかで綺麗な鳥です。青にオレンジと、見た目に惹きます。色が綺麗で珍しいと感じる鳥ですが割と日常にいます。
特定の山奥へいかなければいないとか、特定の時期でなければ見られないとか、そういう鳥ではなく、近く水辺などに縄張りを作り生活してます。ですから場所さえわかれば行ったときにわりといつでも見られます。それでいて綺麗な色をしているので撮影する人間にはこんなにいい被写体の鳥はいないと思います。うちの近くの縄張りに当たる場所でもいつもカメラを構えた人間が集まっております。
カワセミの行動パターンも割と決まっており、姿を現したときはたいていハンティングを行います。水辺の近くの小枝に止まり小魚を狙っています。獲物を見つけると一気に飛び込み獲物をくわえ元の枝にもどり食事をする。この一連の動作がとても絵になり、撮影者はみなこの瞬間を狙いカメラを構えております。
このように撮影の被写体としては十分魅力的であり、撮影しがいのある野鳥です。
それなりの機材が必要
しかし、カワセミを撮影するにはそれなりの機材は必要です。
小型の野鳥ですばしっこく、ましてや人間に近づいてくることはありません。僕がかつて使っていた300mm望遠では遠すぎて十分な撮影はできませんでした。まったくカワセミの距離には入れませんでした。
最近購入した400mm望遠で撮影して、ようやくカワセミの距離に入れたと感じています。
しかし、本格的にやっている人は500mmや600mmの望遠で、三脚、雲台を使い、ずっと待ち構えて撮影をしております。
あとはカメラに連写機能もあった方がいいでしょう。すばしっこいですから。
カワセミのハンティング姿を捉えるのが野鳥愛好家のカメラマン皆の望みであり、野鳥撮影の王道です。(たぶん)
もちろん機材ばかりでなく技術も必要です。
最新の連写機能を備えたカメラと新しく購入した望遠レンズ、これさえあればと思い、撮影にのぞみましたが、あのすばしっこさに合わせるのはなかなか難しく、並大抵のことではありません。
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