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女性騎手の斤量について 減量制度の新ルールは藤田菜七子のため?

スポーツ
藤田菜七子騎手
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JRA唯一の女性騎手の藤田菜七子騎手が「第12回カペラS」で優勝しました。
日本人の女性騎手でJRAの重賞を勝利するのは藤田騎手が初めてで、歴史的1勝を飾りました。

藤田菜七子騎手コパノキッキングに騎乗して2着に2馬身半差をつける圧勝で、今後の女性騎手の活躍に期待を持たせました。

女性騎手に今年から適用された新ルールがあるそうなので調べてみました。

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女性騎手の斤量について 減量新ルール

JRAは女性騎手の斤量負担制度を大きく見直し今年3月から女性騎手減量新ルールを適用しました。

斤量(きんりょう)とは負担重量のことであり、馬が背負う騎手、鞍などの総重量です。
競馬のレースでは決められた斤量を負担して出走しなければならないという決まりがあります。

これまでの制度では男女差なく5年未満の見習い騎手には3kg減のハンデが設けられていて、
デビューから6年目以上か期間内に100勝あげるとこのハンデの特典は消滅してしまうというものでした。

今年より適用された新ルールでは女性騎手に対する負担重量を50勝以下は4キロ減、51勝から100勝までは3キロ減、6年目以降か101勝以上でも2キロ減が永久的に与えられるというものです。

2キロ減が永続的に保証されるということは女性騎手にはで非常に大きなことです。競馬では1キロ違えば、1馬身、0秒2差違うと言われています。

現在JRAの現役女性騎手は藤田菜七子騎手のみなので、藤田菜七子騎手のためのルールと言われ賛否両論でした。

これについて藤田菜七子騎手は

『決定したルールの中で騎乗に専念するだけ。更に努力して、
ちゃんと実績をあげられる様に頑張ります。私が結果を残す事で、後の女性騎手に繋げたい』

と答えており、減量制度は意識せずあくまで技術向上に励んでいくという構えでした。

JRAではこれまで女性騎手は十分な騎乗機会を与えられず早期引退をする傾向があったため
長い現役生活を送るために思案したと説明しています。

藤田菜七子騎手

女性騎手の負担重量制度の賛否は

男女のハンデが公平になるか、難しい問題とは思います。

正直競馬にはあまり詳しくはないのですが、競馬に詳しい僕の友人は「馬を扱うには腕力が必要だからこのルールはいいと思う」と言って賛成のようでした。

馬のような大きな動物を扱うから確かにそれは言える。

また、「藤田菜七子騎手の重賞勝利は画期的で女性騎手の希望になる」とも言っていました。

今回の優勝は減量ルールは適用外で出走馬で一番重い58キロの斤量での優勝ですから文句のつけようがないでしょう。

野球や、サッカーなどのメジャーなスポーツは基本は男女別々に行われますが、競馬のように男女混合で行われる競技ってそんなにないのではないのでしょうか。

こういうハンディやルールを充実化して男女混合で行われる競技が増えれば面白いのではないのでしょうか。

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騎手を目指す女性

藤田菜七子騎手のように女性騎手を目指す女性は多いといいます。競馬学校にも候補生が何人かいるようです。

藤田騎手の重賞勝利は騎手を目指す女性に大きな希望を与えたと思います。

騎手を目指す女性ってどんな人なんでしょうか。藤田騎手は剣道や空手をやっていたそうなので活発な女性だったようです。騎手になったのは競馬中継を見てかっこいいと思ったのがきっかけだそうです。

僕なんかは馬みたいな大きな動物は怖いんですが・・・

何年か前に知り合った女性で、16になったらバイクの免許を取りたかったが、危ないからと親に反対されたという人がいました。

うん、辞めといたほうがいいよ、という感じの女性でしたw

その人は断念したもののバイクがダメならじゃあ馬なら、と今度は親に乗馬がしたいと訴えたそうです。

バイクは2輪だから危ないけど馬なら4本足だから大丈夫と考えたそうで・・・すごい発想ですな。

結局それも許してもらえなかったそうです。

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