今年流行した言葉を決める「2019ユーキャン新語・流行語大賞」の候補が発表されました。
年末の風物詩ですね。
30語がノミネートされましたがそのうち5つがラグビーワールドカップ関連のものです。
初の8強入りを遂げた日本代表の活躍で大いに盛りましたがそれが反映されたようですね。
その中でも注目を集めているのが「ONE TEAM(ワンチーム)」です。
もともとどういう意味、どういう意図があったのでしょうか。
流行語大賞にラグビーワールドカップから5つ候補に
ラグビーワールドカップからノミネートされた5つの候補は
「ジャッカル」
「にわかファン」
「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」
「笑わない男」
「ONE TEAM(ワンチーム)」
です。
ラグビーのジャッカルとはどんなプレーなのか、その名の由来は?
「笑わない男」稲垣 啓太選手は取材で
「何かの間違いではないかと思った。個人として認知されたのはうれしいような、照れくさいような、ありがたいような」
と語っておりました。
どれが大賞に選ばれてほしいかの問いには
「やはり“ONE TEAM”じゃないですか。この言葉は代表に関わった人のチームカルチャー、文化。ブームをブームで終わらせないよう、文化になるよう、選ばれてほしい。今回はいろんな人たちが応援してくれたことも知っている。応援してくれた人たちも含めて“ONE TEAM”になったと思います」
と「ONE TEAM」を押しています。
「ONE TEAM」に込められた意味
「ONE TEAM」とはラグビー日本代表ヘッドコーチのジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチが掲げたチームスローガンです。
ジョセフヘッドコーチは3年前の2016年9月にヘッドコーチに就任します。
そのときチームスローガンを考えようとしたところ押し付けるのではなく選手と考えた方がいいと思ったそうです。
様々な国の外国出身の選手も多かったので、悩んだのではないでしょうか。
そして主な選手を交えてこのスローガンを考案したそうです。
込めた意味については「外国人、若い選手、ベテランもいるが、一つになって戦いたいと思った。チームのために、全員で戦うということ」と共に考案した選手は説明しています。
ラグビー・ワールドカップで日本代表は初の8強入りを果たしました。
ジョセフ・ヘッドコーチは「チームは努力を続け、大きな成果を得ることができた。W杯を誇らしく戦うことができた」と振り返っていました。
ラクビーといえば「One for all, All for one」
ラクビーのスローガンで思い出すのが「One for all, All for one(ワンフォーオール、オールフォーワン)」です。
この言葉はドラマ「スクールウォーズ」で知りました。(年がばれてしまう・・・)
ラクビーというとどうしても「スクールウォーズ」のイメージが先行してしまいます。
「一人はみんなのために、みんなは一人のために、それがラクビーの基本精神だー!」とか山下真司さんやイソップが言っていたような記憶があります。(うるおぼえ・・・)
とても熱いドラマだったんです。
ワールドカップの盛り上がりでDVDも再び売れているとか聞きます。
今回のワールドカップを見ていて、あの熱い気持ちを思い出したような気がしました。
「ONE TEAM」を合言葉にドラマ化したら面白いんではないでしょうか。
「ひとつになって戦うんだ!ワンチームだー!」って山下真司さんに叫んでほしいです。
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