ネットなどでカルト的な話題となった「チャージマン研!」が舞台化されたという情報がありました。
まさかと思ったのですが・・・
しかもミュージカルで。さらに主役の研が4人ということです。
まったくどういう内容でどういう状況なのか見当がつきません。
元ネタ自体がぶっ飛んでいた内容でしたが・・・
舞台版「チャージマン研!」どんなものなのかちょっと調べてみました。
ネットで話題に、『チャージマン研!』とは
その前に『チャージマン研!』について軽く説明します。
『チャージマン研!』は1974年に放送されたナックが制作のTVアニメです。月ー金の夕方10分の放送枠(実質5分程度)の帯番組の形式で全65話が放送されました。
主人公・泉研がチャージマンに変装し、ジュラル星人から地球を守るために戦うという一話完結のストーリーです。
本放送終了後ほとんど顧みられることはない作品でしたが2000年代後半頃よりネット上で話題となり再評価されました。
ご都合主義的、辻褄を無視した展開、あからさまな引き延ばし、強引なストーリー展開など、ネット上でツッコミがいがある珍作として人気を呼ぶようになりました。バラエティ番組などでも何度か取り上げられました。
気になる舞台版「チャージマン研!」の方ですが・・・
LIVEミュージカル演劇『チャージマン研!』
今回の舞台化は「LIVEミュージカル演劇『チャージマン研!』」というタイトルがついております。
舞台化でもまさかなのにミュージカルとは・・・
キャスティングは
チャージマン研(泉研)役 古谷大和、安達勇人、髙﨑俊吾、中村誠治郎
泉キャロン役 星元裕月
バリカン役 阿部快征
ジュラル星人役 浜ロン
魔王役 村上幸平
演出:キムラ真(ナイスコンプレックス)
脚本:伊勢直弘
音楽:手島いさむ
上演時間は15分の休憩を含め120分ほどです。
会場は新宿FACE 360度円形の舞台とのことです。
会場ではブロマイド、バッジ、シールなども売っているようです。
主役の研が何故か4人います。なぜ???
これは1部のシーンでキャストたちが4つの場所に分かれて、話が同時に進行するというもので、ステージだけでなく、ロッカー前やロビーも舞台となり、客は自分で見るシーンを選んで希望の場所にキャストたちと一緒に移動していただいて観劇するという特別仕様とのことです。
そのために4人いるのですね。
主演の4人はそれぞれ舞台や映画で活躍しているイケメン俳優です。
ずっと何を見せられてるのか分からない たすけて
実際に見た人の感想はどうでしょう。
ある『Twitter』ユーザーが
チャー研の舞台来てんだけどずっと何を見せられてるのか分からない
たすけて
また、
観てきましたが、全編に渡り脳が追いつかない超展開が続く
との声も
これに対してSNS上では
「何が起きてるかわからないってことは、正しく表現されてるってことですね」
「原作通りだ」
との声が上がり大反響の様子です。
唐突な展開、理不尽、ツッコミどころ満載・・・ふざけているのではなく、ギャグを取ろうとしているのでもなく「チャージマン研!」の原作の空気感をそのまま真剣に舞台化するという試みなのですね。こういうことを考える人がいるとは・・・
「ボルガ博士、お許しください!」
あのシーンもあるのでしょうか、実際の舞台を見てみたいものです。
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