卓球の日本代表・張本智和選手が世界卓球で中国の樊振東選手に勝利して話題になっております。張本智和選手は中国ではどのような反応や評価があるのでしょうか。気になったので調べてみました。
卓球・張本智和 世界卓球でランキング1位の中国・樊振東に勝利!
2022世界卓球選手権の団体戦で張本智和(はりもとともかず)選手が王者・中国を相手に2勝しました。
張本智和、大金星✨😭
メダルを逃し、悔し涙から4年
2勝でエースとしての役割を果たす🔥#世界卓球 2022🇨🇳
🏓男子準決勝 第4試合#張本智和 3-2 樊振東
11-7/6-11/3-11/11-9/11-9🇯🇵日本 2-2 中国🇨🇳
PHOTO:Itaru Chiba
ライブ配信🔴https://t.co/qB6eARkmSO
大会情報➡https://t.co/ZqP6q5urtw pic.twitter.com/H4mrpJDUxn— テレビ東京卓球情報 (@tvtokyo_tt) October 8, 2022
張本選手は王楚欽選手と世界ランキング1位の樊振東(ファン・ジェンドン)選手に勝利を上げました。
樊振東選手に勝つなんて大金星ですよね。
日本はあと一歩及ばず惜しくも銅メダル獲得でしたが張本選手の活躍は凄すぎます。
中国は張本選手をどのように見ているのでしょうか。
張本智和 中国の評価やメディアの反応は?
2022年7月のWWTチャンピオンズでは張本智和選手は中国の林高遠選手に勝利して優勝して中国で大変話題になりました。
中国のSNS・微博では破れた林高遠選手に対して
「最後の何本かはひどかった」
「今日一番苦しんだのは彼じゃない。試合を最後まで見た私だ」
「君の最大のライバルは自分自身だ」
「気迫がなく、ちょっと困難にぶつかるとすぐにボロボロになる」引用:Record China
などとなかなか厳しい声が上がりました。
張本智和選手に負けたことを「恥辱」とまで報道するメディアもありました。
その一方で「張本選手もトップ10の選手。負けることもある」との声もあり、張本選手の実力を高く評価しています。
香港メディアには「日本の神童」と紹介されています。
香港メディアの香港01は「19歳の『日本の神童』がゲームカウント0-3とリードされ、6度のマッチポイントを握られながらも最後には4-3で林を下し、1年4カ月ぶりとなる優勝を果たした」と報道。
やはり中国の反応を見るとかなり注目されており、警戒されている選手のようですね。
張本智和は世界で戦える?中国では妹・美和の方が評価?
2022年8月のWTTコンテンダーの混合ダブルスで張本智和・美和の兄妹ペアが準々決勝で勝利して注目されました。
#卓球ジャパン!
8月27日(土) 22時00分https://t.co/WasEOQIoyR今月、国際大会デビューを果たした#張本智和 & #張本美和#はりはりペア がゲスト出演‼️
ペア初結成にして、
初優勝を果たした裏側に迫ります📹そこには美しすぎる兄妹愛が…@haritomo0627 @Qkn8uVZRH1hSQJJ pic.twitter.com/CVUe1kelDX
— テレビ東京卓球情報 (@tvtokyo_tt) August 25, 2022
このときは妹の張本美和選手を評価する声が多かったようです。
「美和がすごい」
「美和が兄を押し上げた感じ」
「兄ちゃんがやや足を引っ張った感じ」引用:Record China
兄妹ともに評価されているようです。
2021年の東京オリンピックの混合ダブルスで日本が中国を破って金メダルを獲得したのは記憶に新しいですが、中国のポータルサイト・新浪は「日本が中国を抜いて世界一になるというのは時期尚早」としていますが
日本は女子では若手が数多く育っているものの、男子で世界と戦える若い世代は張本智和くらいであり、明らかに中国よりも不利であると説明。この状況を見れば、日本と中国との差は「非常に大きい」
引用:exciteニュース
と、中国と日本の実力の差は圧倒的に大きいことを伝えるものの張本智和選手に対しては一目置いているようです。
日本に帰化した張本智和は中国では代表になれない?
張本智和選手の両親は中国の元卓球選手です。
父親は張本宇さんといい中国の総体で入賞したこともあります。母親は張凌さんといい世界選手権に出場した経験もあります。
お二人は中国四川省の出身で、日本にはコーチとして呼ばれ宮城県仙台市で暮らしています。
張本智和選手も妹の美和選手も日本で生まれ育っています。
張本智和と両親の3ショット✨#卓球 #tabletennis #張本智和 pic.twitter.com/j4Q5K7k4Ki
— @pinpon_world (@koara0325) December 18, 2018
親子揃って中国籍でしたが智和選手が生まれ育った日本の選手として代表になることを望み小学生の時に日本に帰化しています。
父・張凌さんと妹の美和さんも帰化していますが母親の張凌さんは中国籍のままです。
もともと父親の宇さんは中国で若い頃に現役を退いて短期間日本に滞在していずれは中国に戻りコーチをするつもりだったそうです。しかし子供が生まれて日本での活動が軸となりました。
すぐに中国に帰っていれば張本智和選手は日本代表でなく中国代表になっていた可能性もあります。
しかし、中国卓球協会会長の劉国梁氏によると中国に戻っていても代表にはなれなかったであろうと話しています。
「もし張本が中国で成長していたら、試合に参加する機会はそもそもなかっただろう」と語ったことを紹介。
引用:exciteニュース
中国の卓球界では長年主力を張った選手が多くいる状態で、若手選手はなかなか鍛えられるチャンスが得られない状態が続いていたそうです。
やはり、張本智和選手は日本代表で良かったですね。
張本選手が活躍する間にぜひ中国に勝ってほしいです。
引退された元日本代表の水谷隼さんもそれを望んでいると思います。
張本智和選手の中国の反応についてでした。
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