2020年1月期に放送され高視聴率を記録したドラマ「テセウスの船」が再放送されるそうです。このドラマは毎週どういう展開になるのか、犯人は誰なのか、楽しみに見ていました。
しかし今思うと実にけしからんドラマだと思います。
「テセウスの船」真犯人は誰?
真犯人は誰なのかがこのドラマの惹きつけるところだと思います。
ネットでも犯人の推理や考察が盛り上がっていたようです。こいつが犯人なのか?と思わせてやっぱり違ったみたいな展開が多く、最後の最後まで犯人の黒幕が誰なのかわからない展開でした。
それにしてもそういう思わせぶりな展開が多すぎると思いました。
最初に怪しいと疑われた青年・翼(竜星 涼)は序盤であっさりと事切れ、さつき先生(麻生祐未)も未来編ではかなり怪しかったが何者かに手にかかってしまい消え、このあたりでは一体誰なんだろうという感じでした。
一時期は全員が怪しい、だれもが犯人の可能性があるという状態でした。
「テセウスの船」が面白くない!思わせ振りな演出が逆に・・
終盤でキングオブコメディの今野さんと六平直政さんも竹やぶで意味深な行動をしていたと思ったらイノシシ鍋を作っていただけだった。
なんかこの当たりはそれらしい怪しい行動を見せて実は違った!という思わせぶりな演出が多すぎてなんかパターンが見えてしまったんですよね。
校長やさつき先生の会話もなんか怪しかったですよね。
でもこいつが犯人か?という行動を見せたら犯人じゃないな、ということが読めてきて、結局消去法でじゃああいつが犯人てことになるな!と考えていたら案の定そのとおりでした。
犯人当たっちゃいましたよ!
思わせ振りな演出が逆効果だったんじゃないのかな。
校長も最後まで怪しかったのですがやはり違っていた。最終回の息子が昔村を出ていってしまい孫ができてどうのこうのと神妙に話をするあのくだりは一体なんだったんだろう・・・という感じでしたw
フェイクな演出は手が込んでいてよく考えるなと思いましたがいささかやりすぎなんじゃないかな。ここまでくると視聴者を翻弄するのが目的か?視聴者をなめとんのか、けしからん!という感じでしたが・・・僕だけかな?
真犯人も本当に最後の最後に判明して唐突感が否めないですが・・・面白くないとはいえ鈴木亮平さんの演技には感動して十分楽しませてもらいましたw
テセウスの船のタイムスリップが気になる!
このドラマの大きな特徴はタイムスリップものであるということ、放送前から聞いていてどうやってタイムスリップするんだろうって気になっていました。
しかしこのドラマを見始めたのは第2話からでした。第2話では主人公の心(竹内涼真)はすでに過去にタイムスリップをしていました。
どうやって過去へタイムスリップしたのだろう?第1話はどういう展開だったんだろうと、それがずっと気になっていました。
程なく第1話を見る機会を得られて、タイムスリップするくだりも見たのですが・・・何ていうか方法は、結局なんかタイムスリップしちゃったみたいな・・・なんですね。大沢たかおさんの「仁」もこんな感じだったっけ?
ドラマをみていない他人に説明するときはそういうふうに言うしかないw
とにかくタイムスリップしちゃった、なんかタイムスリップしちゃったんですが、そういうことも変に気にさせないドラマだったと思います。
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