ブラック企業大賞2019が発表され、三菱電機が2年連続で大賞に選ばれました。
今年はKDDI、セブン-イレブン・ジャパン、電通、ロピア、長崎市、トヨタ自動車、三菱電機、吉本興業、楽天の9団体がノミネートされていました。
この中で唯一長崎市だけが企業ではありません。地方自治体がまさかのノミネートです。
理由はなんでしょう?
2019年ブラック企業大賞の結果
大賞:三菱電機株式会社
特別賞:株式会社電通 株式会社セブンーイレブン・ジャパン社
#MeToo賞:長崎市
ウェブ投票賞:楽天株式会社
ウェブ投票賞の結果は以下の通りです。
1位 楽天株式会社(10303票)
2位 三菱電機株式会社(メルコセミコンダクタエンジニアリング株式会社)(7507票)
3位 株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(919票)
4位 長崎市(439票)
5位 吉本興業株式会社(327票)
6位 株式会社電通(297票)
7位 KDDI株式会社(274票)
8位 トヨタ自動車株式会社(101票)
9位 株式会社ロピア(66票)
長崎市がブラック企業大賞にノミネートされた理由
ブラック企業大賞の目的
ブラック企業大賞は、ブラック企業が生み出される社会構造や背景を広め、安心して働ける環境をつくることを目的として企画されました。ブラック企業大賞企画委員会はNPO法人の代表や労働組合役員、作家や弁護士や大学教授などで構成されています。
ブラック企業の定義
ブラック企業大賞企画委員会の定めるブラック企業の定義は以下の通りです。
(1)労働法やその他の法令に抵触し、またはその可能性があるグレーゾーンな条件での労働を、意図的・恣意的に従業員に強いている企業
(2)パワーハラスメントなどの暴力的強制を常套手段として従業員に強いる体質を持つ企業や法人(学校法人、社会福祉法人、官公庁や公営企業、医療機関なども含む)
上記の定義に該当する企業のうち、広く社会的に問題があるとされた企業がノミネートされます。
長崎市がノミネートされた理由
理由は2007年の市幹部による女性記者への暴行事件です。
同年7月、長崎市の当時の原爆被ばく対策部長が原爆祈念式典に向けて取材にあたる女性記者に暴行するという事件が発生しました。
同年10月頃、市は関係者に内部調査を開始しましたが、その直後、部長は自ら命を絶ってしまい、加害者の主張を聴取するのみで調査は終了してしまいました。市長は記者会見を開きましたが被害者への謝罪はありませんでした。
2014年、日本弁護士連合会は市幹部が「職務上の優越的地位」を濫用し女性記者に対し暴力をふるったこと、加えて別の市幹部も被害者を貶める虚偽情報を広めて二次被害を引き起こしたこと、また、同市がこれを放置したことと認定。
女性への謝罪文および暴行の防止策を徹底するように勧告しましたが受け入れられませんでした。
2019年4月、女性記者が損害賠償を求めて同市を提訴しました。
「圧倒的な力関係の中で情報を引き合いにして報道記者の人権と自由を奪うことは、報道の自由だけでなく市民の知る権利をも侵害する」としてノミネートされました。
以上の理由で長崎市はブラック企業大賞にノミネートされ、Web投票で4位、#MeToo賞に選ばれました。
ブラック企業がなくなる日は来るのか
ブラック企業大賞の企業の中に長崎市入ってるのだいぶやばいなブラック「企業」大賞に長崎「市」がノミネートされるんすごくない?これだから長崎から人いなくなるんじゃんブラック企業大賞の候補に長崎市いるのワロタ
長崎市の方にとっては悲しい結果だと思います。役所の問題であって市民は関係ないだろうし・・・
でもブラック企業というのとはまた、ちょっと毛色が違うような気もします。(自分の中では大賞は〇〇興業かなあ・・)
ブラック企業は大企業ならニュースになったりしますが、小さい企業で理不尽な扱い受けてる人は大勢いると思います。
実際自分ところだってパワハラ、長時間労働あたりまえで・・・投票できるのならしていました・・・
それでも最近のこのような世論のせいか前よりはマシになってきたような気はします。しかし、もう小さい企業のブラック化なんて当たり前なんじゃないかって気もします。こういうのはあくまでほんの一部、氷山の一角でしょう。
ブラック企業大賞の授賞式には例年受賞企業を招いているとのことですが、授賞式に出席した企業は2012年の企画開始以来ゼロとのことです。
そりゃそうだろうなあ・・・
ブラック企業がこの世からなくなることをこころから祈ります。
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