料理研究家の城戸崎愛さんが旅立たれました。
城戸崎愛さんはNHK「きょうの料理」に1971年から50年近く出演し、「ラブおばさん」の愛称で親しまれてきました。
今日は城戸崎愛さんの旦那さんのことについて少し話したいと思います。
城戸崎愛さんが料理研究家になったのは旦那さんの存在が大きく影響していました。
城戸崎愛さん 夫との馴れ初めと結婚
城戸崎愛さんは兵庫県出身で1925年7月1日生まれ、東京家政学院を卒業しています。
1955年29歳の時に12歳年上の商社マンと結婚します。
その頃城戸崎愛さんは日本橋の会社で経理の仕事をしていました。
当時は29で結婚は晩婚と言われていましたが、新郎も商社マンとして海外赴任が続き、また病気の治療で婚期が遅れたとのことです。
互いに似たもの同士ということで会社の上司から縁談を持ちかけられたんだそうです。
結婚はあれよあれよという間に決まったそうです。
夫の実家は美食家一家 旦那の勧めで本格的料理を学ぶ
病気の経験のある夫の身を案じて、台所仕事で家族の健康を支えていこうと料理を頑張ったそうです。
旦那さんの実家はそろって食道楽の美食家で、旦那さんは西洋料理好きだったんだそうです。
城戸崎愛さんの実家も食べることが好きな家で育ったそうなので相性がよかったことでしょう。
結婚して初めて夫からリクエストされた料理は「レモン風味サラダ」だったそうです。
海外赴任した時にフランスで食べた味が忘れられないからリクエストしたそうです。作り方も夫から教わったそうです。
城戸崎愛さんの料理修行はここから始まったんだそうです。
そんな旦那さんは愛さんにクッキング教室の申込み用紙を持ってきます。
これが普通の花嫁修業の料理教室かと思ったら、なんと現役のプロの料理人が手ほどきする本格的な教室だったんだそうです。
習った料理を旦那さんや家族に食べてもらい「おいしい!」と言われるのがとても励みになったんだそうです。
その後、夫の赴任先のパリへ共に渡り、パリのル・コルドン・ブルーで本格料理を学びます。
帰国後に料理研究家として活動を始め様々な功績を築いてきたのは皆さんの知る通りです。
城戸崎愛さんが料理研究家になったのは旦那さんの存在があったんですね。
数々の料理レシピを
城戸崎愛さんが料理研究家への道を歩み始めたのは結婚して専業主婦になってからだったんですね。
そして良き夫に勧められたためだったんですね。
そんな城戸崎愛さんは夫との間には子供はいなかったようです。
城戸崎愛さんは60歳のときに夫に先立たれています。
そして夫を亡くしたあとに60歳で糖尿病に侵されたんだそうです。
しかし城戸崎は当時食べにくかった糖尿病食を食べやすく見栄えのする「彩り糖尿病食」を開発し、その後糖尿病食に活用されるようになったんだそうです。
城戸崎愛さんは年齢を重ねても一番大切に思っていることは食だといいます。
城戸崎愛さんは数々のレピシを出してきていますが、著書の中に「食べることは生きること」という言葉があります。
この意味は僕がここで語るのはおこがましく城戸崎愛さんの著書をお読みになればわかります。
城戸崎愛さんの生い立ちや歩んで来られた人生がところどころで食というものに助けられ、励みになって支えてきているのがわかります。「食」って大事なんだなあとつくづく思います。
城戸崎愛さんのレシピには美味しそうなものがたくさんありますね。
ちなみに僕が好きな食べ物はラーメンです。
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以上、城戸崎愛さんの夫についてでした。
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