オスカープロモーションの看板女優米倉涼子さんが3月一杯で退社することが明らかになりました。
オスカーでは米倉さんだけではなく昨年末に忽那汐里さん、今月にはヨンアさん、岡田結実さんら退社が続出しています。
芸能事務所「オスカープロモーション」の古賀誠一社長が4月1日付で社長を退き会長に就任しますが、米倉さんは以前から古賀社長が辞めるならオスカーを辞めると公言していました。
しかし、オスカーを退社しているのは所属タレントだけではありませんでした。その原因は社長の娘婿のパワハラと報道されています。
オスカー社長の娘婿 堀和顕氏の経歴
この娘婿とは古賀誠一社長の長女でオスカー常務・幸子氏の夫、専務の堀和顕氏のことです。
幸子氏と堀専務は小中と同級生という間柄で結婚して、和顕氏は結婚の翌年からオスカーの役員として入社しました。現在堀氏は49歳で結婚12年目ということなので30代後半で二人は結婚したようです。
和顕氏のそれまでの経歴は
・IT企業のコールセンターでバイトのまとめ役
・タクシードライバー
・バイク便の配達員
など、という話です。幸子氏と結婚した翌年にいきなり役員となり現在は専務というのは何者なのでしょう。結婚してから急激に出世をしたという印象ですが、小中同級生という間柄で結婚というのもなんともロマンチックな話です。
オスカープロモーションの役員は現在(2020年3月)以下の通りです。
代表取締役社長 古賀誠一(4月1日より会長)
取締役副社長 石川 薫 (4月1日より社長)
取締役副社長 鈴木誠司
専務取締役 内海 博
専務取締役 岩澤和俊
専務取締役 堀 和顯
常務取締役 古賀功男
常務取締役 古賀幸子
取締役 松本 徹
取締役 真下義男
執行役員 柴田 敦
役員を務める社長の義理の息子が次期社長との報道もありましたので、社長から目をかけられていたことも考えられます。実際の次期社長は現副社長の石川氏に決定しました。
なお、堀氏の学歴については明らかには報道されていません。
堀和顕氏の評判 パワハラは?
堀和顕氏がオスカーに入社してからはデジタル企画制作、宣伝、財務などを担当したそうです。
この義理の息子、堀和顕氏に対して以下のような報道がありました。
「社員に厳しく、カネにもうるさい。ミスをしたことを責め、すぐに始末書を書かせる。パワハラ的な叱責を受けてマネジャーらが大量退社していると報じられていますが、まさにその通り。現在も社員たちは閉塞感を感じながら仕事をしています。」
文春デジタル
「特に、役員を務める古賀社長の義理の息子が管轄するデジタルコンテンツ事業本部の社員がどんどん辞めていっています。高過ぎるハードルを設定し、達成できないと容赦なく叱責されるのです」
文春デジタル
ある関係者は古賀社長の義理の息子の堀氏が仕切り出してからおかしくなったともいい、彼は別の業界から芸能ビジネス業界に参入してきたのだそうです。現場にはとにかく「3年以内に米倉、上戸クラスの新人を育てろ!」と指示があったそうです。
結果至上主義で、今まで働いていた社員たちには現場を知らない人がいきなり仕切りはじめ、困惑したとの声もあります。
芸能界という競争の激しい世界の中で、その経営に携わる人達の中には見えない苦労があるのかもしれません。自ら汚れ役に立つようなそのような人も必要なのかも知れません。一概に一面だけ見て決めつけるわけにも行きませんが、ここ数年コンプライアンスというものが強く叫ばれていますがこのような人は目立つのかもしれません。企業の中から見たら貴重な存在である可能性もあるのかも知れません。
堀和顕氏の実績は?
この堀和顯氏の実績や仕事について調べたところ、以下の仕事をしているのがわかりました。
ドラマ「フェイス」 サイバー犯罪特捜班 企画・制作統括
『フェイス -サイバー犯罪特捜班-』は、2017年7からAmazonプライム・ビデオで配信された剛力彩芽主演のドラマです。堀和顯氏は企画・制作統括を担当しています。製作総指揮にも古賀誠一氏の名があり、オスカープロモーションとのコラボ企画で制作されたドラマです。
全日本美声女コンテスト 主催者及び審査員
オスカープロモーションと、声優プロダクションの青二プロとの合同企画で、容姿も声も美しい新しいタイプの声優を発掘するというコンテストです。グランプリに選ばれるとオスカープロモーションと青二プロダクションへの同時所属などの特典があるそうです。
このコンテストに審査員を務めた堀和顯氏は以下のようにコメントしていました。
オスカープロモーション 堀常務取締役
外見や声の質だけではなく、内面を徹底的に重視します。応募者の皆様おひとりおひとりが、普段からどんな感性を持っているか、また、予選で私共と面談をする際に、どれだけ磨き上げ、自分らしさが発揮できるか。厳しい芸能界で勝ち抜く覚悟や、メンタルな部分を含め総合的に審査し、選出します。
コンテストオーデション対策セミナーで参加者に対策を説明するというようなこともしていました。
他に調べてもあまりわかりませんでした。これだけではあまり人物は見えてきませんが、またわかればお伝えしたいと思います。
3年で40名近く社員が退社 社長交代 米倉涼子退社
ここ3年で毎年15人ほどの社員が辞めています。この3月と4月にも、役付きで屋台骨の『20年選手』3人が退社の見込み
。理由は古賀社長の娘婿のパワハラとされている。彼ら社員はみな古賀社長率いるオスカーを愛してきたけれど
、そうではなくなりつつある現実を悲観し、辞めていくんです」(オスカー関係者)デイリー新潮「デイリー新潮」は、数々のスクープを連発し社会に衝撃を与え続ける総合週刊誌「週刊新潮」が発信する最新の話題に加え、専任取材班による綿密な取材に裏打ちされた確かな記事を配信するニュースサイトです。
タレントだけではなく社員もここ3年で40人近くやめているとのことです。オスカーは従業員数が220名ほどいましたが正社員はその7割の150人程度で、これだけ立て続けに辞めるのは異常に感じます。
古賀社長が率いるオスカーはみな好きなんだけれど、実際現場はそういう状況ではない、そんな様子を感じます。米倉涼子さんも古賀社長が辞めたら自分も辞めると公言していたのは、古賀社長が現場を離れ娘婿に誰も何も言えなくなる状態を懸念してとのことと報じられています。
米倉涼子さんは3月一杯で退社して、個人事務所「Desafio」を立ち上げました。オスカーには1992年オスカーのモデル部に所属以来、27年間所属しました。
長谷川潤さんら人気モデルが続々退社
米倉さんに続きモデルの長谷川潤さんも4月いっぱいでオスカーを退社しました。長谷川さんは2015年にオスカーに移籍して5年間所属していました。モデル部門では他にも3月にリサ・ディッグマイヤーさんが既に退社していたことが明らかになりました。富岡佳子さんや絵美里さんといったモデルも退社しています。
長谷川さんにしろリサさんにしろ具体的な退所理由については明らかにされていません。
いずれもモデル部門を古賀会長から任されていた、10年以上担当していた敏腕マネージャーが退社したことが大きく影響していると言われています。この方も大量退社で辞めた社員の一人だといいます。
ここまで立て続けに退所するタレントが出ているのはただごとではないように思います。
米倉涼子と言う看板を失い、今残っているのは上戸彩さん、武井咲さんといったところです。上戸彩さんが最後の砦といったところでしょうか。
地味なところではバンド「ゲスの極み乙女。」のドラマーのほな・いこかや女優で元バレリーナの草刈民代なども既に退社しています。
もしパワハラが行なわれていたとしたら問題です。何年も前から多くの企業で問題となっていますががなかなか解消されないようですね。それは自分の身の回りも同じなのですが・・・今日もそんな現場を目撃したところです。
米倉さんのように独立するのも一つの道かもしれません。
と、今日の仕事を終え、会社で夜中に一人残り記事を書きながら感じました。
以上、オスカー社長の娘婿の評判についての話でした。
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