ガーシー議員が帰国して国会で陳謝するとして話題になっております。除名されるのではないかという声も日々強くなっているようです。除名に反対の署名も行われているようですが、NHK党からはもし除名されたら繰り上げ当選の話も出ています。
ガーシー議員の除名とは?懲罰委員会が陳謝処分!
ガーシーこと東谷義和さんは2022年7月の参議院選挙でNHK党から出馬して287,714票を獲得し議員となりました。
しかし、ドバイ在住のガーシー議員は当選以来一日も国会に登院しておらず、参院懲罰委員会にかけられ議場での陳謝するという処分が決定しました。
議員の懲罰というのは4段階に分かれているそうです。
議員に対する懲罰は大きく4つあり、「戒告」「陳謝」「30日未満の登院停止」「除名」の順に重くなる。動議を受けて懲罰委員会で審査され、本会議で議決される。
引用:J-CASTニュース
ガーシー議員の受けた陳謝とは3番目に重い懲罰ということになります。
ガーシー議員が陳謝してもその後登院がなかったら、さらに重い懲罰が課せられることになりますが、登院しないガーシー議員に登院停止は意味がないので除名処分ということになるとみられています。
ガーシー議員が帰国しなければ3月中にも除名されるのではないかと言われています。
ガーシーは帰国せず除名処分か逮捕?
ガーシー議員は陳謝の処分を受け入れる意向のようです。
先ほど、ガーシーが、帰国して謝罪文を朗読する旨の文書を参議院に提出しました。
従いまして、今後ガーシーが帰国するまでの期間、ガーシーの帰国に関するご質問【どの便で帰って来るのか?や帰国後どこに滞在するのか?等】には警備の関係上、回答致しませんので、予めご承知おき下さい。 pic.twitter.com/IspN1movDQ— 立花孝志 NHK党 党首 (@tachibanat) February 27, 2023
しかし逮捕されるのではないかと帰国を躊躇しているとも言われています。
国会議員には不逮捕特権がありガーシー議員が「陳謝文」を朗読して国会に登院する間は逮捕されることはありません。
だが、捜査の進展に身の危険を感じたガーシー議員が帰国の準備をすれば、出国は拒否され、「逃亡の恐れあり」ということで、司法当局は参議院に逮捕許諾請求を出すことになる。
引用:現代ビジネス
逮捕される可能性はあります。
帰国しなかったらしなかったで陳謝を拒否したということで再び懲罰委員会にかけられ除名処分ということになるようです。
ガーシーが除名さたらどうなる?ホリエモンの秘書が繰り上げ当選?
もしガーシー議員が除名処分となったらどうなるのでしょう。
ガーシー議員は国会議員という身分を失い、同時に議員の不逮捕特権も失います。
同時に、事情聴取に応じる気持ちがないということで、警視庁は逮捕状を請求する。そのうえで旅券返納命令が出されるだろう。パスポートが失効すれば、「日本国民」としての移動はできなくなり、身分保障も受けられない。
引用:現代ビジネス
除名後に逮捕される可能性もありそうですね。
NHK党の立花孝志党首は2022年の参院選で比例代表の候補者を繰り上げ当選者とすることを表明しています。
ガーシー氏が除名なら“4位候補を繰り上げ” NHK党首が表明 山本太郎氏ら見送り #FNNプライムオンライン https://t.co/2tcgfOJr4f
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) February 17, 2023
参院選でNHK党はガーシー議員がTOP当選でした。
2位はれいわ新選組代表と同姓同名の山本太郎氏で3位が黒川敦彦幹事長でしたが、なぜか辞退させて4位だった斎藤健一郎副党首を繰り上げ当選者にさせるようです。
ホリエモンこと堀江貴文さんの秘書の方ですね。
立花党首は
「ホリエモンの力が欲しいし、ホリエモンの声を国会に届けて欲しい。斉藤くんを繰り上げ当選にしたいと決めている」
引用:よろず~
と仰っておりました。
ガーシーの除名反対の署名はどこで?
ガーシーの除名に反対する動きもあるようです。
「ガーシー議員の陳謝及び除名処分に反対します!」というオンライン署名ページがあります。
以下のキャンペーンに賛同をお願いします!「民意を無視するな!ガーシー議員の陳謝及び除名処分に反対します!」https://t.co/KL3DqWZx1H
拡散RT希望#拡散RT希望#ガーシー#GASYLE#ガーシー議員@tachibanat
— FUMIYA😎NO WAR🕊 (@nana07071018) February 20, 2023
ガーシー議員も自らインスタで告知していましたが、2022年3月2日現在6,090 人が賛同しています。
過去に除名になった国会議員は?
除名の根拠となるのは憲法58条に「院内の秩序をみだした議員」と規定されています。
第58条 【役員の選任、議院規則、懲罰】
第1項 両議院は、各々その議長その他の役員を選任する。
第2項 両議院は、各々その会議その他の手続及び内部の規律に関する規則を定め、又、 院内の秩序をみだした議員を懲罰することができる。 但し、議員を除名にするには、 出席議員の三分の二以上の多数による議決を必要とする。
引用:日本国憲法逐条解説
ちなみに過去に除名となった国会議員は2人います。
1人は1950年の小川友三参議院議員。
小川氏は、予算委員会、本会議では反対討論をしたが、本会議では賛成票を投じたことが問題視された。委員会での表決と本会議での表決との間に「極めてまじめさを欠く発言」もあったとされた。
引用:JCASTニュース
反対討論をしたのに賛成したとして批判が高まったそうです。
2人目は1951年の川上貫一議員です。
川上氏の場合は、連合国軍総司令部(GHQ)による占領政策を批判する代表質問の内容が「虚構と捏造(ねつぞう)」だとして懲罰動議が出された。一度は陳謝処分が決まったが、川上氏は従わなかったため、除名になった。
陳謝に従わなかったためにさらに思い懲罰が決定したようですね。
ガーシー議員はこれらに該当するのでしょうか。
NHK党の立花孝志党首は除名させないといっております。
このままガーシーを簡単に除名させません。
三木谷浩史氏、綾野剛氏、神谷宗幣氏、3人とも新しい民事裁判提起します。
刑事裁判は被告人がいないと、進行しませんが、民事裁判は当事者がいなくても進行します。
私は裁判所で真実を追及していきます。
— 立花孝志 NHK党 党首 (@tachibanat) February 20, 2023
除名という議員の地位を奪うことに慎重論もあるようですが除名の声は徐々に強くなってきているように感じています。どうなるのでしょうね!
今後の動きに注目です。

ガーシー議員の除名についてでした。
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