2020年大河ドラマ「麒麟がくる」のオープニング映像が好評です。
かっこよく重厚なジョン・グラムのBGMに鮮やかな映像が流れていき勇壮さを感じさせます。
この映像を手がけた方について調べてみました。
数多くのCMを手がけてきた多田琢さんです。
CMプランナー 多田琢さん
タイトルバックのスタッフロールでは「タイトルバック映像:多田琢 / 井口弘一 / 稲垣護」と出ています。
多田琢さんが中心になり制作されたとのことです。
多田琢さんはCMプランナーで日本を代表する広告制作集団「TUGBOAT」のメンバーです。
多田 琢(ただ たすく)
1963年 東京出身
1987年に大学卒業後、電通に入社。
1994年 (株)電通クリエイティブ局転局
1998年度にクリエイター・オブ・ザ・イヤーを最年少で受賞
1999年にTUGBOATを設立
TUGBOATとは日本を代表するクリエイティブ・
多田琢さんは電通時代岡さんの部下でした。
TUGBOATは岡康道さんとその部下たちで作った日本初のクリエイティブエージェンシーです。
多田琢さん制作のCM作品
多田琢さんがどんなCMを手がけてきたか古いところから
セイン・カミュが宇宙人に扮したアコムむじんくん
SMAP5人がガッチャマンに扮したNTT東日本
サントリーDA・KA・RAの 小便小僧シリーズ
サントリースーパーチュウハイ 三浦友和のスーパー部長シリーズ
中居正広さんのスカイパーフェクTV
木村拓哉さんの日本中央競馬会
TOYOTA「H.H」
大和ハウス「ダイワマン」
PEPSI NEX ZERO「桃太郎」
など他、多数です。
また最近では稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの新しい地図のクリエイティブディレクターも務めました。
「ペプシネックス ゼロ「桃太郎」Episode.ZERO篇」は東京コピーライターズクラブのTCC賞2015グランプリを受賞しています。
小栗旬さんが演じる桃太郎が鬼ヶ島へと向かう姿を描いた映像ですが、こちらは勇壮さやゆったり流れる映像、炎などの演出など、麒麟がくるのOP映像に通じるテイストを感じます。
「麒麟がくる」オープニング映像について
僕は麒麟がくるのOP映像を見た時に1988年の大河ドラマ「武田信玄」を思い出しました。
「武田信玄」のOP映像は確か、炎が立ち上がる戦場を駆け抜けるようなそんな感じだったような気がします。(うるおぼえ)
あれは確か「風林火山」を象徴した映像だったとか後で聞いたことがあります。
古い作品で多田琢さんが電通に入社した頃の作品ですが影響を受けていたということはあるのかな?と気になりました。1973年放送の「国盗り物語」のオマージュという説もあるらしいですが・・。
昭和っぽいとかフォントがかっこいいとう声もあるようですね。
「麒麟がくる」は映像も鮮やかで素晴らしく期待感も大なのでこれからが楽しみです。
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